![]() 創業者はソワレをオープンする以前は、花遊小路で《元木屋》という小間物屋と画廊を経営していたそう。画廊をやっていらしたことから、彫刻家の池野禎春氏(店内を彩るバッカスなどの木彫りを担当)や、染色家の上村六郎氏(青い照明にすることを助言した)などの人脈があったのかもしれませんね。東郷と交流があった創業者については、幼い頃に亡くなったので残念ながらあまり記憶がないそうですが、新しもの好きでダンディーな「かっこいいおじいちゃん」だったそうです。 余談ですが、花遊小路には《よーじや》の本店があり近年は観光客であふれていますが、私が大学生だった頃は街角の古ぼけた小さなお店、といった佇まいで、逆にそこに魅きつけられていました。舞妓さんや芸妓さんが日常的に立ち寄って、普段使いするものを買っているんだろうなあ……という一見さんを寄せ付けないディープな雰囲気があったんですよね。あぶらとり紙は当時から有名でしたが、流行とは無縁の、甘いクラシカルなテイストのポーチや手鏡なんかも売っていた記憶があります。 さらに京都さんぽしてみたい方はこちら。 #
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| 2018-05-29 22:24
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![]() 谷崎潤一郎の『卍(まんじ)』などふたりとも所有している本は、カバーをつけた状態とはずした状態を両方、見せるかたちで展示したりも。 ガラスケースの中は詩人の堀口大學コーナー。シンプルかつ、瀟洒で幻想的な装釘に会期中、眺めてはうっとりしていました。中央の詩集、『あまい囁き』は2009年以降に新たに増えた箱庭コレクションです(収録作には愛娘のすみれ子さんに捧げた詩もあり、堀口ファンとしてはたまらないものが……)。 展示の細部までさらに見てみたい方はこちら。 #
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| 2018-05-12 21:48
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![]() DMの撮影協力は、京大裏にある乙女系古書店croixille(クロアゼィユ)さんです。大正時代、修道女たちの寄宿舎だった「白亜荘」という時が止まったような建物にあり、森茉莉がつつましくも気ままな“贅沢貧乏”暮らしを楽しんでいたアパートってこんな感じだったのでは……?と訪れるたび妄想が止まりません。2パターン、撮ったのですがどちらも捨てがたかったので、2種類から選べるDMにしました。こちらの写真は、東郷の伝説の著書に『手袋』というのがあるので、(撮影中は意識していなかったのですが)はからずも象徴的な写真となったのでした。 もう1パターンも見てみたい方はこちら #
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| 2018-04-23 01:51
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