櫻の季節は過ぎたけど⋯
d0051304_2351162.jpg名古屋ではコロンブックス、セアン、プチマルシェなどなど、前からいいなぁ、盛り上がってるなぁ、と感じていた名古屋カルチャーの拠点?ともいうべきお店をいくつか探訪してきました。特にコロンブックスさんは入っているビル自体が天井の高い昭和初期のすてきな建物で、とても静かでゆったりした贅沢な空間!ソファも置いてあって、お店の方や併設のギャラリーで個展をされていた作家さんとおしゃべりしたり、とても楽しいひとときに。
街の雰囲気は、「本山」というところがとても気に入りました。もしも、名古屋に暮らすとしたら本山がいいかな。骨董屋や古本屋、昔ながらの喫茶店も多く、コロンブックスさんによるとあの辺は学生街なのだそうで⋯古本屋が多いのも納得です。喫茶milouやユロ・グラフィックさんへもいってみたのですが、こちらはあいにくの定休日で残念。
画像は本山でふらりと入った古本屋で見つけた「舌の虫干し」という食にまつわるコラムを集めた豆本。そろそろcafe de pocheの本を選ばなくては⋯というのが頭にあったせいか、衣食住まわりの本に自然に目がとまりました。結局この本は買わなかったのですが、それにしてもおもしろいタイトルです。
もうひとつは今回の唯一の収穫、北原武夫の「櫻(さくら)ホテル」。宇野千代のスタイル社刊の本で、装丁者の名前が記載されていなかったのですが、このシンプルさとモダンさは東郷青児では?と思っています。内容は櫻ホテルという名のアパートで繰り広げられる、売れない作家とモダンガァルの恋物語。そういえば名古屋には、栄というところにその名も「さくらアパートメント」という、古い旅館をリノベーションしたちょっとおもしろい場所がありました。
仕事とはいえ昨年のパリ以来、久しぶりのひとり旅。ひとつの旅が終わると、旅した場所、そこで過ごした時間からしばらく日常へ戻れず、あたかもホームシックのようなちょっとした淋しさに襲われます。パリならパリシック、名古屋なら名古屋シック、みたいな感じで。それがまた旅の醍醐味でもあるんですけど、ね。
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by interlineaire | 2005-05-20 02:36 | Comments(0)
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