薔薇は生きてる
d0051304_2371762.jpg古い写真データを整理していたらこんな写真が出てきました。旧・アトリエ箱庭さんで撮った山川弥千枝『薔薇は生きてる』(昭和22年・沙羅書店)。いろんなバージョンの装丁でいろんな出版社から出ていたようなのですが、これは白地に赤い水玉模様がなんともかわいらしい。中原淳一装丁で、ひまわり社から出たものはすごい古書価がついてるみたい。

確か川端康成の『乙女の港』にも、2人の少女がこの本について手紙で語り合う場面が出てきたと思う。きっと当時の少女達に絶大な人気があって愛されていた本だったのでしょうね。図書館の閉架書庫に廉価版があったので読んでみたのですが、内容は16才で夭折した少女の短文、絵、日記、詩など。昭和初期の少女文化に興味がある人にとってはハズせない1冊だと思います。再版とかしないかしら⋯。
[PR]
by interlineaire | 2006-09-01 02:38 | Comments(8)
Commented by swt at 2006-09-03 10:44 x
こんにちは。「薔薇は生きてる」、この間創樹社のものを偶然見つけて買ったばかりなので、ついコメントを書き込んでしまいました。紗羅書店の素敵ですねー。彼女が私が通った学校の先輩にあたること、本を読んで初めて知りました。
Commented by interlineaire at 2006-09-03 16:06
>swtさま
わわっ、コメントありがとうございます。驚きました。
とってもうれしいです!!著書&サイトいつも拝見しています。
『薔薇は生きてる』この装丁素敵ですよね!
swtさんも見つけられたとは、羨ましいです。
創樹社からも出ていたのですね、きっと素敵な装丁なんでしょうねー。
すべてのバージョンを見てみたいです⋯⋯
しかも同じ学校の先輩だったなんて親近感わきそうですね。
確か、お母さまも有名な歌人の方と書いてあったような気がします。
Commented by sasa at 2006-09-06 14:14 x
こんにちは。いつも楽しく拝見しております。
私は四季社というところから出ていた新書版の「薔薇は生きている」を所有しています。(多分廉価版なんだと思います)
沙羅書店版の水玉の装丁、内容に合っているような気がしますね。
この本が登場するという、川端康成の「乙女の港」、是非読んでみたいです!
Commented by interlineaire at 2006-09-06 16:12
>sasaさま
こんにちは。はじめまして、コメントありがとうございます。
いつも見てくださっているなんて、うれしいです。
四季社からも出ていたんですね。いったい、いくつの出版社から
出ていたのでしょうね⋯?
ちなみに私が図書館で読んだものもやっぱり『薔薇は生きている』
というタイトルで久保書店刊でした。作中に出てきたの、
確か『乙女の港』だったと思うのですが⋯⋯私も念のため
もう1度、読み返してみようと思います!
それにしてもやっぱり、ひそかに手に入れて持っている人がいて
今でも根強く読まれている本なんだなぁとちょっと驚きでした。
Commented by 黒江 at 2006-09-07 04:20 x
初めまして。こちらの記事を読んで、ものすごく欲しくなってしまって『薔薇は生きてる』を購入してしまいました。探したところではひまわり社のものだけしかなく、東京タワーからバンジージャンプするくらいの勇気で買いました。(再版のものだったので、それほど高い訳ではないのですが)
明日届くので、中原淳一の絵と、この愛らしい文章を堪能したいと思います。
Commented by interlineaire at 2006-09-07 05:44
>黒江さま
こんにちは!はじめまして。コメントありがとうございます。
ひまわり社の買われたとは驚きです。
確かネットでも1部、読めるところがあったのですが↓
http://homepage2.nifty.com/okappey/yachie/btop.htm
やっぱり著者の写真とか絵などもあわせて楽しみたい1冊ですよねー。
中原淳一挿し絵で読めるとは、うらやましいです。
緒川たまきさんの写真集「またたび紀行〜ブルガリア篇」にも
この本の中の『ピクニック』という文章が引用されていました。
とってもかわいい文章で、個人的にも大好きなところです。
Commented by 黒江 at 2006-09-09 11:19 x
挿絵は著者の山川弥千枝さんのものです。日記の方に表紙の写真などを載せてみましたので、よろしかったらごらんください。
Commented by interlineaire at 2006-09-09 23:29
>黒江さま
拝見しました!この表紙、ものすごく素敵ですね。
ひまわり社のはなかなか出会えなさそうだし、
もし、お近くだったら見せてもらいにいきたいところです(笑
実は今日、たまたま近所の古本市へいったら甲鳥書林版というのを
見つけてしまいました。もう、なんか呼ばれてる?としか
思えない出会いにドキッとしました。
古本ってたまにこういうことがありますよね。
黒江さまのものほどかわいくはないシンプルな表紙なのですが、
値段も500円と安かったので買いました。
また、追記としてupしたいと思います。
それにしても淳一表紙いいですね。13cm四方のコンパクト
サイズというところも乙女のツボをおさえていますよね。
<< 日本のかわいいマッチラベル 世界名作劇場〜香水のことなど >>