心斎橋のココア専門店『AKAI TORI』。鳥かごに入ったバードネストケーキ(鳥の巣ケーキ?)、予想以上のかわいさでした。1972年(昭和47年)創業で、以前は土佐堀にも支店があったそう。さすがにお客さんはずいぶん世代交代しているそうですが、こんな店が今も存在し続けているなんて、大阪もまだまだ捨てたもんじゃないですね。
“青い鳥”ではなく、“赤い鳥”なのは大正時代創刊の鈴木三重吉編集の雑誌『赤い鳥』から名付けたから。店内に復刻版が置いてあったので、思わず熟読してしまいました。看板のほか、伝票ケース等にも『赤い鳥』の表紙ビジュアルが使われています。 メニューで森茉莉の『贅沢貧乏』や三島由紀夫の『潮騒』、稲垣足穂の『一千一秒物語』などなど、古今東西の文学やエッセイから“ココアの出てくるシーン”を抜粋して紹介するなど、かわいいだけでなく文化の香り漂うお店であるところも乙女好み。 陸奥A子のマンガに出てくる喫茶店のような⋯⋯という表現がいちばんぴったりくる気がします。そういえば、ショップカードも70年代の少女マンガのようなタッチで絶妙でした。ここには画像載せませんので、ぜひお店で確認してみてください。「絵・真珠朗」とサインが入っていたのですが、真珠朗って誰?なんでしょうか 笑 TEL&FAX(06)6211-6638 昼12時〜夜10時まで 水曜休
by interlineaire
| 2006-08-05 08:57
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