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2年ぶりの東京〜自由が丘モンブランへ。
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新型コロナウィルスで世界中が揺れ動く中、久しぶりに東京取材へ行ってきました。こちらでは、こぼれ話を少々。すべてのミッションが終了し、ほっとした2日目の夕方、洋菓子&ティールームの『モンブラン』へ。店内では自由が丘マダムたちが思い思いのケーキとお茶を前に、東郷画の乙女たちに見守られながら、おしゃべりに興じていました。50号サイズの大きめのものから、かわいらしい小品までいろいろなタイプの絵があり、お茶の合間にうっとり鑑賞。

この店では、東郷青児はまだまだ現役作家。いわゆる“昭和遺産”としてではなく、2020年で令和のいまもティールーム内の上品でロマンティックなムードづくりや、ケーキや焼き菓子の販促のために、生き生きと活用されていることに感動します。まさに、ファンとしては何度でも訪れたい聖地。




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日本で最初に「モンブラン」を提供した発祥の店でもあり、私ももちろん、注文は紅茶とモンブラン。上に真っ白なメレンゲ菓子がちょこんとのせられているのですが、これはモンブラン山脈の万年雪をイメージしているのだとか。定番のいちごショートやシュークリーム、プリンと箱に詰め合わせてもらえば、昭和の正統派手土産の完成ですね。
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見どころはやはり、右手にある大作。遠くに見える山々は、店名でもあるフランス語のMont blanc(モンブラン=白い山)をイメージしたのかな。包装紙はもちろんですが、小さなシールやカード、POPなど店内のいたるところに東郷の乙女があしらわれていて、スタッフにも愛されていることがうかがえました。ひなまつり近くだったので、ピンクのリボンでかわいく飾られた焼き菓子がたくさん。現代の少女にも気に入ってもらえると良いなあ…

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カウンター奥のスタッフ用スペースにさりげなく飾られていた、風呂敷の図案もかわいかった。ハンカチなどに復刻して東京土産にしてほしいです。
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宿が浅草だったので、何年ぶりかで付近を散歩してみたりも。夜の仲見世はそういえば初めてだったのですが、昼間に来るより、異界のような怪しいムードがあり、非日常感があって楽しめました。伝法院通りの向こうには、藍色にきらめくスカイツリー。
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豆菓子やおせんべい、芋ようかんにあんこ玉、かつらとかんざしの専門店などもあり、今がいつの時代かわからなくなるほど古き良きジャポニズムがあふれていました。

今回はどういうわけか、雑誌Oliveを手に初めて上京した10代の頃のように強く、鮮烈に“東京”を感じた旅でした。昼間、日本橋など大資本の商業施設が立ち並ぶエリアにいることが多かったせいかな?(コレド室町にある話題の「誠品生活」へも行ってみました)。次の更新では、上野の東京都美術館で観た「ハマスホイとデンマーク絵画」のことや、持ち帰ったお土産について綴りたいと思います。



by interlineaire | 2020-03-03 02:12 | Comments(0)
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