『戀愛譚』出版記念イベントのDMが完成しました。
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いよいよスタートまで1週間余りとなり、お菓子のラッピング打ち合わせからフリーペーパーの最終校正etc....日々、忙しく準備に追われています。DMが遅蒔きながら完成し、イベントの特設ページもできましたのでぜひご覧になってください→(Click!)。フリーペーパーの取材に快く協力してくださった方々や、《青児と星のメレンゲ》と《カルバドスのミニパウンドケーキ》をつくってくださるシェ・ドゥーブルの小谷さん、紙袋を提供してくださった《渋谷フランセ》のオーナー様など、皆さんあたたかく協力してくださるのが本当にありがたく、お客様に来てよかったと思っていただけるイベントにしなければと思っています。

DMの撮影協力は、京大裏にある乙女系古書店croixille(クロアゼィユ)さんです。大正時代、修道女たちの寄宿舎だった「白亜荘」という時が止まったような建物にあり、森茉莉がつつましくも気ままな“贅沢貧乏”暮らしを楽しんでいたアパートってこんな感じだったのでは……?と訪れるたび妄想が止まりません。2パターン、撮ったのですがどちらも捨てがたかったので、2種類から選べるDMにしました。こちらの写真は、東郷の伝説の著書に『手袋』というのがあるので、(撮影中は意識していなかったのですが)はからずも象徴的な写真となったのでした。



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もうひとつの写真も、あとで画像をよくよく見ると偶然ですが、背景の画集がブラックやベルナール・ビュッフェといった東郷と同時代にパリで活躍していた画家たちのものでした。

銅版画家・出口春菜さんの個展を拝見するのがメインの目的だったので、じっくり鑑賞。三つ編み、本、特徴的な手足のモチーフ、鳥や香水瓶……少女の内面を顕微鏡で覗き込むような世界。クローゼットからバレエシューズ?の足が突き出ていたり、少しドキッとする要素のある作品に惹かれました。このところ、新しい世代のみずみずしい才能がどんどん世に出てきているなあ、と感じています。

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おいとま後、静寂に包まれた「白亜荘」の中を少しだけ歩いてみました。croixilleさんが入っている1Fの大きめの部屋はかつて、修道女たちの集会場だったスペースなのだとか。2Fには小さめのかわいい居室が並んでいます。かつてここで、祈りの日々を過ごしていた女性たちに思いを馳せました。
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右はかつて、croixilleさんで求めて大切にしているお墓のポストカード。調べてみたところ、「ノートル=ダム=ド=ロレット国立墓地」という北フランスの町にある軍人墓地のよう。人生のテーマがmemento moriなので、お墓をモチーフにしたものは、海外国内問わず惹きつけられます。
左はショップカード代わりにつくられたというフリーペーパー創刊号。pippoさんという方のページで紹介されていた、画家・村山槐多の「とこしえに 君を思はん うつくしき 君を思はん 君を思はん」という詩がとても素敵で、槐多というひとに初めて興味を持ちました。どのページにもオーナー中村さんの本を愛する気持ちがあふれていて、2号目を心待ちにしています。

※と、余談が長くなってしまいました、4月末のイベント終了までできるだけブログ更新していきたいと思っているので、またときどきのぞいてみてくださいね。Twitterのほうも(@bibliophilie)引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
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by interlineaire | 2018-04-23 01:51 | Comments(0)
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