『戀愛譚(れんあいたん)』出版記念イベントにつきまして
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すっかり空気が淡いピンクに色づき、春がやってきましたね。『戀愛譚(れんあいたん)』に収録した「春と花」というエッセイに出てくる、「花はたつた一人で見るときが一番美しい」「人間のない世界でしみじみと桜の花を見直してみたい」という東郷の言葉を思い出しながら日々、散りゆく桜を眺めています(社交的な性格だったのに、お花見の退廃的な馬鹿騒ぎは嫌いだった模様)。画像は東郷装釘による、堀口大学の詩集『砂の枕』です。

ところで、去る3月21日にあべのハルカス美術館で開催中の『生誕120年記念東郷青児展 夢と現の女たち』の連携講座として、ハルカス大学にて「昭和の可憐な横顔 東郷青児がめざしたもの」と題したトークイベントをさせていただきました。例によってうまくお話しできる自信がなく、ほぼ宣伝していなかったのですが定員40名のところ、なんと65名もの方に集まっていただきありがとうございました。

皆さんとても熱心にメモをとりながら聞いてくださり、私にしては落ち着いてお話しすることができました。短い時間でしたが、楽しんでいただけたようでひと安心。レアな画像を手配したり、恋愛ドラマ風の人物相関図をつくってみたり……といったあれやこれやの工夫が報われました。前日には緊張のあまり逃げ出したい気持ちになっていたことも忘れ(!?)、ああ、なんだかとても楽しかった……と忘れがたい1日となりました。サポートしてくださったスタッフの皆さんにも感謝です。




4月15日を持ちまして生誕120年展は終了しますが、その後の、4月28日、29日、30日の3日間、大阪・北浜の『アトリエ箱庭』さんで『戀愛譚(れんあいたん)』の小さな出版記念展を企画しています。4月28日が青児さんの121回目のバースデイ!ということもあり、ぜひお祝いに駆けつけていただければと思います。
『東郷青児 蒼の詩 永遠の乙女たち』をリリースした2009年以降に箱庭さんと私が新たに入手した、装丁本や包装紙、雑貨などを新たに追加したプチ展示がメインになりそうですが、新たに決まったことがあれば、また随時お伝えしたいと思います。
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今回もささやかな記念フリーペーパーを製作中で(実は本編よりこういうものをつくる方が楽しかったりします……)画像はスピンをつけるかどうか?そして色合わせに悩み中のひとこま。架空のパティスリー、《Rêve bleu 青の夢 洋菓子店》の商品案内をイメージしたデザインとなっています。最初は『戀愛譚』をお求めくださった方に……と考えていましたが、おそらく既に購入してくださった方も来られると思うのでいまのところ、来場者に先着順でさしあげる予定です。
デザイナー、版元の担当編集者さんなど関係者による「私の好きなこの一篇」という作品レビューがメインコンテンツではありますが、前述のギャラリートークにて時間切れでお話できなかった旅ネタなどのおしゃべりも入れていく予定なのでぜひお楽しみに。

※これまで恥ずかしながら完全にreading onlyだったTwitter(アカウントは@bibliophilie)ですが、イベントまでの期間限定で進捗状況などつぶやいていこうと思っています。よろしければフォローしてみてくださいね。
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by interlineaire | 2018-04-11 20:18 | Comments(0)
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