ビゴのパンと岩波文庫
d0051304_61719100.jpg心斎橋そごう地下にできた「ビゴの店」へはじめていってきました。兵庫県の芦屋を中心に展開しているブーランジュリーですが、パリ17区にもお店があるそう。栗の入ったパンやミートパイなど沢山買い込みましたが、定番のクロワッサンがやっぱりおいしかった!1度ハマるとそればかり食べてしまうヒトなので、とうぶん朝ごはんは濃いコーヒーとこのクロワッサンの日が続きそうです。

d0051304_6175959.jpg先週の土曜日は久々にOAPの古本市へ。岩波文庫がぎっしり詰まっている棚があって、そのストイックさに思わずうっとり。今さらだけれど、岩波文庫の装丁って控えめだけれど普遍的なよさがありますよね。
これは平福百穂(ひらふく・ひゃくすい)という画家の装丁だそうで、1927年の創刊以来、現在まで74年間も変わっていないのだとか。現在の岩波文庫にはカバーがありますが、戦後のものはカバーなしでパラフィン紙みたいな薄い紙がついており、定価はなんと★の数で示していたそう(←とっても洒落てます)。古典とか学術系のラインナップに加えてカバーがないところも「名より実をとる」感じでかっこいいです。フランスの古書のように、品があってクラシカルなムードもたまりません。
ちなみに私がもっている岩波文庫でマストは岡倉覚三の『茶の本』。「明るい午後の日は竹林にはえ、松籟(しょうらい)はわが茶釜に聞こえている。はかないことを夢に見て、美しい取りとめのないことをあれやこれやと考えようではないか」という一節が好きで好きで。ご存知のように、『茶の本』はもともと外国人向けに英語で書かれた本なのでいろいろな訳のものがあるのですが、岩波文庫のものがいちばんしっくりくるというか好みです。
ちなみに岩波書店のこのページを見ると、装丁に関する詳細のほか、「刊行以来、最も多く読まれてきた岩波文庫ベスト10ランキング」等も載っているので興味ある方はぜひに。



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by interlineaire | 2005-11-19 05:51 | Comments(2)
Commented by 閑人亭 at 2005-11-19 14:00 x
そうかあ、世代の差を実感します。★を数えて値段を知った世代なもので。「茶の本」は★一つなので50円。持ってま~す。
Commented by interlineaire at 2005-11-19 14:27
>閑人亭さま
え〜ほんとですか!『茶の本』私がもっているのはカバーつきです。ページ数で★の個数(値段)が決まるというのはスゴい発想ですよね。『茶の本』はうすーい本だから値段も安そう!50円だったんですね。確か、リクエスト復刻版はカバーなしバージョンをそのまま再現してるんですよね。カバーない方がぜったいすてきだと思います〜。
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