竹久夢二〜大正ロマンへようこそ
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宝島社のおまけ付きムック『竹久夢二 大正ロマンへようこそ』(7月10日発売)で、「夢二モダンコレクション」という、おもに夢二の雑貨や広告、書籍デザインといったグラフィック的な仕事を集めたページをつくらせていただきました(Click!)

大正時代のモダンガールになった気分で本屋さん、雑貨屋さん、フルーツパーラー、映画館など誌上で街歩きを楽しみながら、乙女たちを夢中にさせた夢二デザインの千代紙や絵封筒、雑誌や書籍、映画パンフ、楽譜などを愛でていただこうという趣向。「バラノツユサイダー」や「ヘチマコロン」などの珍しい広告や、現在もふつうに買うことができる「いせ辰」の千代紙なども掲載しています。大好きな夢二に、思いがけずこのようなかたちで関わることができて幸せでした。

その他、夢二が晩年にパリでスケッチした素描についてのエッセイを書いたり、「かさぎ屋」さんをはじめとする京都の夢二スポットをご紹介したりもしています。



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気になるおまけは、表紙右端にちらりと映っているいちご柄の扇子!夢二ゆかりの「銀座千疋屋」などでお茶しながら、優雅に風を送るのが似合いそう。私もさっそく愛用中です。

他、なんと女優の緒川たまきさんが弥生美術館のティールーム「港屋」に登場、インタビューに応じていらっしゃいます。彼女の「たまき」という名が夢二の最初の妻からとったというのは有名な話ですが、夢二が現代に生きていたら迷わず口説いてモデルにしていたに違いない、あいかわらずのお美しさに思わずため息が。誌面では、手持ちの夢二の書籍や版画などのコレクションも披露されており必見です。

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画像は担当記事とは直接関係ないのですが……手持ちの数少ない夢二グッズ、「本を読む少女」のモチーフに魅かれたピンバッヂと、猫のチャーム。

映画等では憂鬱な優男として描かれることが多い夢二ですが、たくさんの資料を読み漁るうちに、実際はとても男っぽい人だったのではないかなー、と思うようになりました。
現代でいえば皆川明さんのような存在だったと思われる、乙女のカリスマデザイナーとしての夢二を感じていただけたらうれしいです。平成を生きるモダンガールの皆さまに、ぜひ。
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by interlineaire | 2012-07-19 18:10 | Comments(0)
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