三色すみれの少女
d0051304_4595045.jpgアトリエ箱庭さんの小冊子でご紹介した幻の洋菓子店、ヤムヤム・インナートリップのパッケージで使われていたのが宇野亜喜良さんのこの絵。フランスでは恋人に贈る花としてポピュラーな三色すみれ(パンジー)が、お店のシンボルだったそう。パンジーは花びらのかたちがもの思いにふける人間の顔のように見えるので、フランス語のパンセ(もの思い)からパンジーと名づけられた花。

宇野さん描くところのパンジーの上にちょこんと腰かけるおさげの少女は、まさにもの思う表情で遠くを見つめています。このふてくされたような憂鬱そうな表情にすっかりノックアウトされてしまいました⋯。今までに見た宇野さんの絵の中でいちばんシンパシーを感じた絵柄かも?パンジーはもともとそれほど好きな花というわけではなかったのですが、この寄稿をきっかけに大好きな花になりました。
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by interlineaire | 2005-08-26 22:02 | Comments(2)
Commented by no*no at 2005-08-29 00:30 x
こんばんは!こちらでは 初めましてですが、
いつも、ひっそりこっそり楽しみに拝見させて頂いていました★
宇野亜喜良さんのこの絵に釘付けになってしまいました。
物憂げで不機嫌そうな少女の絵、本当に宇野さんらしいですね。“笑わない少女”というのは 何だか気になる存在です。にこにこ微笑む少女よりも少女らしい気がします。
Commented by interlineaire at 2005-08-29 01:19
>no*noさん
わ〜っ、こんばんは!見にきていただけてとっても嬉しいです!
「笑わない少女」、、ほんと確かにその方が少女っぽいですよね。
no*noさんならきっと共感していただけると思っていました!(笑
帽子におさげ、ちょうちん袖ワンピース等の細部も絶妙ですよね。
店内にはこの絵を石膏像にした噴水までつくってあったそうで、
うすーいピンクの壁にとてもよく似合っていたそうです。。
ある方が20年以上、大切に保存されていたもので
画集などにもきっと載っていないのではないかなぁ。
他にもこういう感じの年月の中で埋もれてしまったけれど
ステキな作品がたくさんあるのかもしれませんねー。
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