バカンスの終わり
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なつやすみ、毎年恒例、海辺のハンモックカフェ(Click!)へ。1日こっきりの、フランス人から見れば短すぎるプチプチバカンスです。でもこれ以上休むと、かえってストレスになってしまうという典型的なワーカホリック日本人の私……。ハンモックカフェさん、ちゃんと「アンダーソンさん」と名前を覚えてくださっていて感激です。今年は夏野菜と挽き肉のカレー、たこのパテをのせたパン、キッシュ、サラダなどをいただきました。食後のエスプレッソも本格的でおいしかったー。年々、ドリンクメニューがパワーアップしているような気がします。こちらはディスプレイされていた、素敵なボサノヴァのレコード(↓)。

d0051304_20432613.jpg海辺では「なにもしない」がテーマなので、凍らせた紅茶&本を側にひたすらお昼寝。戸外で眠るのはどうしてあんなに気持ちがいいのでしょうか……。本は夏の海辺で雪の本を読むってちょっといいかもと思い、中谷宇吉郎のエッセイ集『雪は天からの手紙』(岩波少年文庫)を持参したのですが、結局熟睡して1行も読めず。人がまばらになる夕刻になったらちょっとだけ泳ぐ、というのがいつものパターン。陽が少し傾いてきた夕暮れの海もまた美しく、名残り惜しく思いつつも帰り支度をはじめます。

今年はちょっと趣向を変えて、帰途、晩ごはんでも食べようということでたこの街・明石へ。画像は明石銀座という商店街で見つけた、《タコダック》という甘くて濃厚なタコ型のダックワーズ(右2つ)と、最中の皮の中に具が入っている《たこ蛸あがれ》というお味噌汁(左)。お味噌汁は、お椀の中でたこがお風呂に入っているように見えるのです(笑)。



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《魚の棚》という魚市場へ。underson氏がたこ好きなので(味ではなく、形状としてのたこ)生のたこ、茹でたたこ、干したたこ……看板もアーケードのキャラクターもたこだらけで結構楽しめました。
本場では明石焼のことを「玉子焼」というらしくてたくさんの店がひしめいており、どこに入るか迷ったのですが、老舗っぽい《きむらや》という玉子焼専門店を発見(あとで調べると、なんと大正時代の創業でした)。明石焼はデパ地下などで食べたことはあったけど、本場ものを食べるのはもちろん初めて。お箸で崩れそうにふわふわしていて、玉子のいい香りがして、感動的なおいしさ!途中で味に飽きると、ソース+七味でも食べられるようになっているのですが、やっぱりおだしで食べる方が数倍、おいしいのです。
お腹がいっぱいになったところで再び、港をお散歩。暮れていく海と、遠ざかる《たこフェリー》を見つめながら、今年もいつのまにか過ぎ去ってゆく夏に思いを馳せました……。
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by interlineaire | 2010-08-15 23:19 | Comments(0)
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