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灯しびとの集い
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2日目にunderson氏とちらりとのぞいてきました。画像は富井貴志さんのオブジェのような木製スプーン&フォーク。汗だくになるほどの暑さから一転してどしゃ降りの雨となり、大慌てで退散したので作家さんやスタッフの方々ともほとんどお話できなかったのが残念。
スローライフ誌でおなじみのあんな人やこんな人、『ナチュリラ』『リンネル』なお客さんで賑わっていて(リネン+チェック率異様に高し)、この人たちはみんな家では玄米を炊いたりパンを焼いたりしてていねいに暮らしているのかしら……と思わず羨望のまなざしで見つめてしまいました。



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実は私、もともと堺市の出身なので会場となった大仙公園(および仁徳天皇陵)は子供の頃の遠足の定番だった記憶がうっすらあります(「泉ヶ丘」というところで生まれたので、名前も「泉」というのです)。一日晴れていたら、イベントのシンボルとなった「旧堺灯台」まで行って、のんびり海を眺めたかったところ。

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オカズデザインさんのレモネードは「ゆずネード」「かぼネード」「グリーンレモネード」などいろいろ種類があったのですが、迷った挙げ句、せっかくなので本日のスペシャル「灯しびとミックス」にしました。
お昼ごはんに『米ディナンバー1』のオーガニック弁当(車麩のカツがおいしかった)、『堺伽俚』のビーフカレーなどもしっかり堪能。私もunderson氏も基本、辛党なのでどうしてもこういうチョイスになってしまう……。コース料理ですら食後はコーヒーだけで充分で「デザートいらないのに」と思ってしまうタイプです。でも、皆さんが歩きながら頬張っていたwakkaさんのドーナツ、おいしそうでした。

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とてもかわいらしくて長時間見入ってしまった、愛知県から参加の熊本充子さんの陶製のボタンやブローチ、箸置きなど。小鳥、れんこん、ひょうたんなどモチーフがいちいちツボです。昔、古伊万里を専門に扱うギャラリーでアルバイトをしていたこともあって、どうもやっぱり白磁×藍の彩色が好きなようです。


灯しびとの集い_d0051304_150183.jpgと言いつつ、実は前日に小型の土鍋や蒸籠などのキッチン用品を衝動買いした後だったこともあって、うつわ類は結局何も買えず……(涙)。暮らしの道具というものは芸術作品ではないので、日本の伝統工芸の職人さんというのは基本的に無名な存在ではないの?と、現在の作家ものブームに実はすこし懐疑的な印象を持ってもいた私ですが、たとえばこういうところで出会った作家さんに惚れ込んで数十年単位でおつきあいが続いていくのはすてきだなと思いました。使うほうも、自分がずっと愛せるものを見極めるしっかりした美意識が求められそうではありますが……。
これは、本部受付に置いてあってひそかに欲しかった灯台のミニチュア。来年、またお会いしましょう。
by interlineaire | 2009-11-02 01:36 | Comments(0)
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