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天然生活9月号
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発売中の天然生活9月号、『がんばる本屋さん』という特集の中で、こどもの本専門店のメリーゴーランドさんを取材させていただいています。京都支店のほうは時々、行っていたのですが三重本店の方は初めて。でも、店主の増田喜昭さんの著書など以前から拝見していたので、お会いするのがとっても楽しみでした。
ニューヨークから帰国されたばかりで、あちらで運命の出合いをしたという『お話をはこんだ馬』という本の原書など見せていただけたのもよかったのですが(増田さんが座右の書として大切にされている本)、お書きになる文章そのままのとっても熱い方でした。実は私、この年になってもけっこう青くさすぎて人にもいえない哲学的?悩みがあるほうなのですが、そういう超個人的な悩みに関するヒントも、ちょっとですがお話の中にあったような気がします。そのときは例によって緊張のあまり、何がなんだかわからないうちに終わってしまったのですが……(笑)。

ちなみに、京都メリーゴーランドの店長、鈴木潤さんが『天然生活』読者におすすめしてくださったシンシア・ライラントの『ヴァン・ゴッホ・カフェ』は私も大・大・大好きな本。アメリカの田舎町にある、どこにでもあるようなカフェの物語なのですが、元劇場だったというその場所では毎日ちょっとした魔法が起こり、訪れた人がちょっとだけ幸せになってゆく……というお話。お店というもののありようについての夢、あるいは理想のようなものをもしかしたらこの本の中に見ていらっしゃるのかな、と深読みしてみたり。この本のほかに『人魚の島で』とか『神様が……』という詩集など、彼の本はひと通り読んでいてファンを自認していた私ですが、鈴木さんの「英語でファンレターを書いたことがある」という話を聞いて負けたと思いました(笑)。いつにもまして気合が入っていますので、是非ご覧になってください。

その他、メリーゴーランドで買った本など
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by interlineaire | 2010-06-22 16:39 | Comments(4)
コレットの花冠
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久しぶりにアトリエ箱庭さんへ。バッグ作家の浜七重さんがフランスの作家、コレットの「花のエッセイ」をテーマにした展覧会をされていました。箱庭さんのお好きな花でもあるそうで、パンジー(三色すみれ)をモチーフにした作品がたくさん。パンジーは花びらのかたちがもの思いにふける人間の顔のように見えるので、フランス語のパンセ(もの思い)から名づけられた花。日本では公園の花壇などに人工的に植えられているイメージが強いけれど、欧米では小さな花束を愛する人に贈ったりするそうです。

和名では、「胡蝶草」とか「遊蝶花」などのように、ちょうちょの羽のかたちになぞらえて呼ばれることも。この他に、「bearded kitten(頬髭を生やした仔猫)」なんていう英名もあるそうで、確かにヒゲのある猫の顏に見えるかも!これがいちばん気に入りました(笑)。この逸話は『牝猫』などの著作がある猫好きのコレットにもぴったりですね。

バッグも素敵だったのですが、いちばん目が釘付けになったのがこの花冠(ヘッドドレス)。夜会などに似合いそうなイメージで、アンティークのビーズのドレスなんか合わせたら似合いそうー。ルイズ・ブルックスのようなおかっぱ頭の美しい女優さんなどが、実際に着けてみたところを見てみたい……。このトルソーもウィリアム・モリスの生地を使った自作だそうでびっくり。ハンドメイドもここまで極めると本物ですね。

d0051304_21182091.jpg箱庭さんは今年で10周年を迎えられたのですが、まだ何もお祝いをしていなかったので、その名も「シンデレラ・シュー」というガラスの靴に入ったリキュールを持参しました(→)。喜んでくださってよかったー。最終日には花のお茶やカクテルが出る夜のお茶会なども開かれるようなのですが、参加できないのが残念。さぞロマンティックな初夏の宵になることでしょう……。
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by interlineaire | 2010-06-20 22:34 | Comments(2)
愉しみと日日
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先日、取材でお会いした神戸在住の作家さんに、「元町にとても素敵な古本屋さんができたんですよ」と教えていただいて以来、ずっと気になっていた『シラサ』。本日、三宮方面で打ち合せがあったのでついに訪れることができました。
フランスの美術書にシャンデリアと、まるでパリの古本屋さんのよう……。一歩入るとカサブランカ・リリーの甘い香りが漂い、日本の古本屋にはかつてなかった、女性的な優雅さを持つ空間が広がっていました。ショーウィンドウのディスプレイも只者ではないセンスで、店番をしているのが年輩のマダムというのもいいですね。昨年の9月オープンだそうですが、今後、女性誌の神戸特集などで取り上げられることも増えそう。

ウィンドウディスプレイはこんな感じ。
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by interlineaire | 2010-06-01 20:39 | Comments(5)