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マッチでめぐる60年代の京都(2)
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遅くなりましたが、(1)の続きです。左上から笑うシェフペンギンのキャラクターが絶妙な「グリルみその」。今回唯一の神戸のもので、このお店は今でもあります! タッチがアメリカの50年代のカートゥーンのようでカッコいい。
右上の毛先がくるりんとした横顔の女性のマッチは、今は亡き京都・四条小橋下ルのジャズ喫茶「琥珀」。とてもモダンで、大好きなデザインです。琥珀は何度もマッチをリニューアルしていたようで、いろんなバージョンがありました。
下2つはどちらも京都にかつてあったらしいお店で、左のオレンジが「珊瑚礁」という音楽喫茶、右は「ジョイ」というコーヒーが自慢の喫茶店だったようです。

d0051304_2132420.jpgところで京都は今、ちょうど鴨川をどりのシーズンですが、偶然にもこんなピースの箱もみつけました。鴨川をどりとは先斗町の芸妓さん・舞妓さんによる舞踊ショウ。若草色にピンクが春から初夏へうつりゆく今の季節をあらわしているのでしょうか。私は祇園の「都をどり」しか見たことがないのですが、当時は佳つ乃さんが現役だった頃で、ポスターなどでも他を圧倒する美しさを放っていたのを覚えています。

ちなみに、京都時代の私のあこがれのお店No.1はジャズ喫茶「しあんくれーる」(由来はもちろん、「思案に暮れる」から)でした。高野悦子さんの『二十歳の原点』で存在を知ったときには残念ながらすでに閉店していたのですが、京都ブルーノートでアルバイトしていた頃にオーナーやお客さんからたくさんのエピソードを聞かせてもらったので、いったことがないのに内装や置いてあるレコード、ママの人となりまでが目に浮かぶようです。
しあんくれーるのマッチはまだ某コレクターさんのサイトでしか見たことがないけれど、いつかこんなふうに出会えたら素敵でしょうね。今日手に入れたマッチは私自身が集めたものではないけれど、京都の思い出として持っておこう。そんなふうに思いました。
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by interlineaire | 2007-04-30 21:38 | Comments(2)
マッチでめぐる60年代の京都(1)
早起きして久しぶりに古本市へ。とてもいいお天気で、まさに古本日和!と勇んで出かけたものの、残念ながら本はあまりコレというものが見つからず。ですが、またまたマッチがみっしり詰まったダンボールを2箱発見。今回のコレクターは関西在住だったようで、京都のマッチがメインだったのが嬉しかった。お店の方によると昭和30年代頃のものではないかとのこと。汚れや傷みが激しいのがすこし残念ではあったものの、今でも健在のお店がけっこうあってうれしくなってしまいました。
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まず、イノダコーヒーがこんなマッチをつくっていたことにビックリ。この方はイノダが大好きだったようで、通いつめていたのか微妙にバージョンの違うものがたくさんありました。船長さんみたいなキャラクターにも、なにか意味がありそうな、なさそうな。裏面にはおなじみのイノダポットのほか、コーヒー豆の図案があしらわれたものも。
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続いて、おいしいドーナツでおなじみ河原町三条にある六曜社。裏面にあしらわれた階段のイラストは、もちろん地階へ降りてゆく六曜社のあの階段なのでしょう。京都在住でなくなった今は、そうしょっ中はいけなくなってしまったけれど、今まで本当にいろんな人と訪れた大好きなお店なので見つけたときは心が震えた。右は今回唯一の東京のマッチ、東郷青児の絵があることで有名な池袋の洋菓子店「タカセ」のもの。タカセHPのオープニングムービーによく似た絵が登場していますが、これはマッチ用に描いたものなのかな。

※長くなりそうなので、続き(2)は近日中にupします。よろしければご覧くださいませ。
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by interlineaire | 2007-04-27 06:07 | Comments(2)
中国のアンティーク刺繍
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相方UNDERSONがADで参加させて頂いた、『大年 刺繍の村から』という本の発売イベントで久しぶりに星ヶ丘のソーイングギャラリーへいってきました。内容は編集者の山村光春さん、ソーイングテーブルコーヒーの玉井さんご夫妻、うどんづくりのワークショップなどをされているNOBUうどんさんご夫妻が中国南部の「大年(ダーネン)」という村を旅したときの記録。制作途中からいろいろと話を聞いていて、「この村の女性は、刺繍で愛情を表現する」というのがすごくいいなぁと思っていたのですが、NOBUうどんさんのお話を聞いてから実物を見るとさらに愛おしさで胸がいっぱいになりました。
石春云(シャオスー)という19才の少女との出会いが、彼女のふるさとであるこの村を訪ねるきっかけとなったとか。シャオスーは映画『中国の小さなお針子』を思わせる美少女で、トークの合間に大年のお祭りのときの踊りを披露してくれました。民族衣装に身を包んだ彼女は本当にきれいでかわいかった⋯⋯。
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彼女はおばあちゃんが刺繍した包包(パオパオ)と呼ばれるバッグや靴をたくさん持っていて、そのおばあちゃんの写真もスライドで見ることができたのですがとても品があって魅力的な佇まいの女性でした。「刺繍はおばあちゃんの愛情そのもの」という言葉が印象的で、こんな美しいものを自分でつくることができて、しかもそれを愛する人に贈ることができるなんてなんて幸せなんでしょう。
上の画像は、イベントの最後に皆にふるまわれた「打油茶(ダーユーツァー)。揚げたお米にお茶をかけて食べるお茶漬けのような感じの軽食で、大年ではお客さまをもてなすときの定番メニューだそう。カラフルなあられのようなものが上にのっていて見た目も華やか。あつあつサクサクで、レシピを教えてほしいと思ったほど美味! ちなみにこの器は、このイベントのためにソーイングの園長先生が30人分、手びねりで焼いたものだそうでさらにビックリ。細部まで心がこもっていて、スタッフの方々も気遣いにあふれていて、なんだかふるさとに帰ったかのようにアットホームでステキなイベントでした。
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by interlineaire | 2007-04-21 23:23 | Comments(0)
パリの桜、日本の桜
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アッチュム・ポワン・コムの畠井夫妻が帰国されていたので、ちょこっとお会いしました。まずは、古い銀行を改造したアンブロシアというレストラン(↑画像)でランチ。ここにくるのは数年ぶりでしたが、天井が高く大正時代の金庫室や時計がそのまま生かされた内装があいかわらず素敵でした。パンがおいしかったー。夫妻とはここ数年、毎年お会いしているのでなんだかあまり遠くに住んでいるという気がしなくなってきています。真里さんとパリで最後にお会いしたのはサン・ルイ島で、ふたりでベルティヨンのアイスをなめながら、人生の中でまたこの人に会うことがあるかしら?なーんて思っていたのに不思議ですね。

その後、真里さんの本の撮影を担当されたカメラマンの伊東俊介さんのスタジオへ遊びにいったり、同じビル内にあるフレンチ雑貨店スーヴェニールさんへいったり(アッチュム本の各カテゴリー扉で登場している数字のオモチャや裁縫道具などの雑貨は実はスーヴェニールさんでお借りしたもので、スタイリングは私がさせて頂いたのでした)。
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大好きな桜もそろそろ葉桜になりかけていましたが、お天気もよく久々にのんびりした1日となりました。パリにも桜があるそうですが日本の桜よりもっと色が濃くて、花の時期になっても道ゆくパリジャン&パリジェンヌはわりと無関心なのだそうです(笑。その下で泥酔したりバーベキューしたりするのは日本人だけなんですね。

d0051304_21173375.jpgすぐ近くにあるUNDERSONがいつもお世話になっている雑貨店、プリデリグラフィックラボへも寄ってみたところ画像のイエティ(雪男→)人形が私のツボにハマってしまい、そのときは買わなかったのですが翌日、衝動的に2体まとめて迎えにいってしまいました。イエティとはヒマラヤ山脈に住むといわれる幻の生物(ネッシーとかそういう感じの生き物と思ってください。詳しくはコチラを)。
Suedotというブランドの商品でアンティークではないのですが、毛布のような素材でどことなく古びた風合いがたまりません。もう雪の季節(冬)は終わりですが、守り神として我が家に鎮座しております。しばらくまたものすごく忙しくなりそうなのでイエティに癒されつつがんばります。
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by interlineaire | 2007-04-12 03:14 | Comments(0)