<   2005年 08月 ( 4 )   > この月の画像一覧
このナツさいごの風景
d0051304_2043050.jpg池田市へ行く用事があったので、ついでに前から気になっていた五月山公園へいってみました。画像はお菓子のような、宇宙船のようななんとも不思議なカタチが印象的だったドーム型の舞台。ルイジ・コラーニ設計のよう⋯なーんていうと言い過ぎでしょうか。
この公園には珍獣ウォンバットがいるというので有名な動物園もあるのですが(入場無料なのがうれしい!)、自然の中にある動物園だからか、なんとなく動物たちものんびりしていてかなり和めました。こじんまりかわいくまとまっているところがパリのヴァンセンヌの森にある動物園のよう⋯なんて言うとまたまた言い過ぎ?なんと、日本でいちばん小さな動物園だそうです。残念ながらウォンバットは8月18日に永眠したそうで見ること叶わずだったのですが、予想外に平和でのどかな1日を過ごせました。

d0051304_2043316.jpgところで、夏が終わる8月の31日は毎年、ひと晩中起きていると子供の頃から決めている私。この夏さいごの本は吉井勇の歌集「夜の心」(1924年/プラトン社刊)になりそうです。喫茶ソワレの入口石碑に刻まれた「珈琲の香にむせひたる夕べより〜」の歌も素敵でしたが、この本にはさらに大人びた恋のうたがいっぱい。祇園を舞台に詠んだものが多く、京都の夜はさすがに艶っぽいと感心しつつ⋯夏の強烈な光を思い出しながらの夜の読書、どんな本がふさわしいと思うかいろんな人に聞いてみたい気がします。
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by interlineaire | 2005-08-30 20:50 | Comments(4)
眠れない夜と雨の日には…
d0051304_3425777.jpg今日は、夕方から肥後橋のCalo Bookshop&Cafeで行われていた編集者&ライターの南陀楼綾繁さん&イラストルポライターの内澤旬子さんがご夫婦でチェコのマッチラベルについて語るトークイベントへ。
マッチラベルそのものも何時間見ていても飽きない、というほどステキだったのですが、言葉が通じなくてもマッチラベルが好きだというだけで何時間でも一緒にいられる…という様々な人との出会いの話にグッときました。モノそのものよりもそれを集める人の心理に興味がある、というナンダロウさん。

もちろん、チェコでは大量に古本も買ってきたらしく、そちらの方も回覧して見せて頂くことができました。中でも内澤さんが買われたという、本物の皮?に蜘蛛の巣を配した手製本の美しさには思わずため息が…。
夜はおなじみコンテンツレーベルカフェで開かれていた、フレンチテイストのお洋服ブランドla reine Reinetteのパーティへ。洋服関係だけあってかわいい女の子がいっぱいで、とっても華やかなパーティでした。あまりふだんお会いできない方々にもたくさん会えたし、やっぱり出歩いた方がいいですねー。秋からは脱・出不精宣言したいと思います。
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by interlineaire | 2005-08-28 03:50 | Comments(0)
三色すみれの少女
d0051304_4595045.jpgアトリエ箱庭さんの小冊子でご紹介した幻の洋菓子店、ヤムヤム・インナートリップのパッケージで使われていたのが宇野亜喜良さんのこの絵。フランスでは恋人に贈る花としてポピュラーな三色すみれ(パンジー)が、お店のシンボルだったそう。パンジーは花びらのかたちがもの思いにふける人間の顔のように見えるので、フランス語のパンセ(もの思い)からパンジーと名づけられた花。

宇野さん描くところのパンジーの上にちょこんと腰かけるおさげの少女は、まさにもの思う表情で遠くを見つめています。このふてくされたような憂鬱そうな表情にすっかりノックアウトされてしまいました⋯。今までに見た宇野さんの絵の中でいちばんシンパシーを感じた絵柄かも?パンジーはもともとそれほど好きな花というわけではなかったのですが、この寄稿をきっかけに大好きな花になりました。
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by interlineaire | 2005-08-26 22:02 | Comments(2)
木テーブル
d0051304_0473539.jpg夏ですね。先日、上本町へいく用事があったので前からいきたかった「木(もく)テーブル」さんへいってきました。「みつのあはれ」さんの鍋つかみやきんちゃくなどの雑貨のほか、懐かしいデザインのアンティークカメラがいっぱい。家にもそういえば父から譲りうけた70年頃のCanonのカメラがあったことを思い出しました。以前はがんばってどこへいくのも持参していたものですがかなり重い&私にはうまく使いこなせないのとでいつしか挫折し最近はデジカメ一辺倒に⋯。Canonのロゴもこの時代ならではのイイ感じの書体で、デザイン的にはほんとうに好きなカメラなんですけどね。しかし、フィルムの装填から、ピント、絞り、シャッター速度設定なども当然ながらすべて手動なので、もたもたしているあいだにシャッターチャンスをのがしてしまうこともしばしばだったのでした。

d0051304_0565217.jpg同じ日に梅田へもいっていたのでロフトで開催中の「ブラニフエアラインEXPO」をちらっと見てきたのですが、予想以上によかったです。60年代のものだけにマッチや煙草、石鹸などのアメニティ類は古びた紙の色合いや質感がとても格好よくて思わず見入ってしまいました(写真撮影不可なのが残念)。ブック型マッチにはオレンジ、紺、ピンクなど様々なカラーがあって、その当時からセットで欲しいという人が後を絶たなかったというのもナットクでした。ハワイ便で使っていたというマドラーがサーフボードのカタチだったり、ほんとうに遊びゴコロのある素敵なエアラインだったんですね。

ここしばらく、ものすごく忙しい日々が続いていたので私の夏はこれからはじまります。町田康さんがエッセイの中で「どんな阿呆でも人生の中で1度はむちゃくちゃに忙しい時期がある」というようなことを書かれていた気がするのですが、ひょっとして今が私のその時期なのかなと思ったり⋯。皆さんも楽しい夏休みを!
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by interlineaire | 2005-08-11 01:14 | Comments(6)