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ホラータウン
d0051304_237070.jpgまたまた、間があいてしまいました。すっかり暑くなりましたね。今日はわけあって、市内の平野区というところへいってきました。大阪にまだこんな古い町並みが残っていたなんて⋯と驚くようなレトロタウン。
商店街には「ホームラン焼き」という謎のファストフードがあったり、町の中央にある全興寺というお寺には「地獄の釜の音が聞こえる石」があったりと、市内とは思えない不思議スポットでもありました。お寺ではピンクの蓮の花が満開の1歩手前で、いま最もきれいな時期。
そういえば最近、韓国の美少女ホラー「箪笥」を遅ればせながら見たのですが、美しい姉妹の名前スミ&スヨンは韓国語で姉が「薔薇」、妹が「睡蓮」を意味するそう。家族間の憎しみを描いた作品で、映画のイントロで「紅蓮の薔薇⋯」というモノローグが入るのですが、「紅蓮」とは真赤なハスの花の意で、炎の色、さらに「地獄」も意味することからのネーミング?韓国の古典「薔花紅蓮伝」をベースにしているそうですが、男の存在感がうすく、女同士の濃い関係を重点的に描いてるところにかなり魅かれます。

d0051304_382812.jpgちなみに、この画像(←)は町のはずれにある小さな紳士服店のショウウインドウに飾ってあった、これもちょいホラー?な外国人のおじいさん人形。写真ではわかりにくいのですがふつうのマネキンの2倍はある巨大さで、子供なら見上げるほどの堂々たる紳士なのです。青い目に黒いスーツ、ソフト帽姿は植田正治の写真に出てくる人物のよう⋯。砂浜に立たせて黒いこうもり傘をもたせ、モノクロで写真撮りたいです。
大阪府下にもまだまだ知らないところがいっぱいありますね。帰途、平野区の名物らしき「亀まんじゅう」もしっかり買って帰りました。


追記:
この(↑)フロックコート姿のおじいさん人形ですが、後日、実はすごいお宝だったことが判明。1970年の大阪万博にて「せんい館」に展示されていたもので、四谷シモン氏の「ルネ・マグリットの男」という作品なんですって!当時はこのソフト帽からレーザー光線を出したり、不思議な言葉で来場者に語りかけたりもしていたようです。同じものが20体あって、閉幕後雨ざらしの状態で捨てられていたのを拾ってきたものだそう(想像するともったいなくて卒倒しそう!!)。
せんい館といえば横尾忠則、松本俊夫などの錚々たるアーティストたちが関わっていたことでも有名ですよねー。タイムスリップして1館だけ見せてあげるといわれたら『せんい館』がいいなぁと思いました。詳細が知りたい方&現地まで見にいってみたい方はコチラへどうぞ。
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by interlineaire | 2005-06-27 03:59 | Comments(4)
マリア忌の日、京都で
d0051304_2027754.jpg取材のため、久しぶりに京都へ。約束は午後からだったのですが、朝早く起きて前からいきたかったお店をいくつかまわってきました。まずは、東山三条の古川町商店街にあるお菓子屋さん「むらを東三堂」へ。金魚型のゼリー菓子や、うちわ型の麩菓子?など、涼しげでかわいいものがいっぱいであれもこれと目移り(実はこの店、おっぱいや唇、男根のカタチのチョコレートがセットになった「エッチ千代古代礼讃」や「よろめき四十八手男火気」など、エロいお菓子で有名らしいのですが⋯)。
買いもの後、お店のおじいちゃん&おばあちゃんとお話していたら、少し前に京都スーベニイル手帖の取材で沼田元気さんがきたらしく、「沼田元気」と入った花名刺などいろいろ見せていただきました(しかし、ご夫婦はヌマゲンさんがどういう人かイマイチわかってないご様子)。それ以外にもありとあらゆる媒体に取材されているらしく(あれこれ出して見せてくれた)、「エッチ千代古代礼讃」がデザイン誌「アイデア」で6ページにわたって特集されていたのにはビックリ!
その後、近くの喫茶 六花(画像)で朝ごはん。野菜ってこんなにおいしかったっけ?というくらい目の覚めるような味わいの贅沢モーニング、でした。なんだか、古川町商店街のトリコになりそう。

d0051304_20354845.jpgその後、縄手通りをブラブラしていたのですが、川崎紙店というところでやはりヌマゲンさんが紹介されていた「お嬢さん」という高級化粧紙を発見。京都のマドモワゼルご用達の化粧紙なのでしょうか?そのお店にも味があって女性なら心魅かれるモノがいっぱいでしたが、やはりあの本に載っているのは彼の魔法の手によって選ばれたモノであるから素敵なのであって、実物を前にしても不思議と手に入れたいとは思わないのでした。沼田元気さんからプレゼントされたい品、とでもいいましょうか⋯しかし、残念ながらそんなことはありえないので本を見て憧れるのみ。
実は前日にあまり寝ていなかったこともあって炎天下の下、この時点でものすごく疲れてしまいました。その後、仕事へ向かったのですがいつもと勝手が違うせいか疲労のせいかいまいちテンションが上がらず、いろいろと反省点の多い取材となりやや落ち込み。とても興味があって会いたかった人のはずなのに⋯。帰ってから、ネットでその日(6日)が森茉莉の命日「マリア忌」だったことを知りました。乙女の神様が微笑まなかったのはそのせいだったのか⋯と妙に納得です。そういえば、桜桃忌ももうすぐですね。
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by interlineaire | 2005-06-07 20:44 | Comments(2)