昨年末からじわじわと進行中の仕事のため、またちょこっと東京へいっていました。疲労&ちょっと気がかりなことがあったりして、今回はあまり友人知人に会ったりもしなかったのですが、合間に訪れたお店など少しですが書いていきたいと思います。 画像は東大正門前にある『喫茶ルオー』。椅子の背もたれにコーヒーカップモチーフが抜いてあるのがかわいらしく、セイロンカレーもコーヒーも絶品でした。ルオーの絵があしらわれたマッチももちろん、もらって帰りましたよ(↓)。マッチの下にあるのは、隣の弥生美術館で買った竹久夢二・猫便箋。ダンボールで買い占めたいほどかわいかった⋯⋯。 ベルクの開店は1970年。駅ナカのカフェとしては珍しく、60〜70年代の新宿の雰囲気を残し、多くの文化人に愛されているというお店。ドイツ風のメニュー構成で手づくりのソーセージやパテ、パンもおいしく、東京にしては値段も安いと思う。いつも超満員だけど長居する店ではないので、人の多さがそれほど気にならないのかも。働く大人が1人でやってきてはサッと出ていく店。 カウンターに「ベルク魂ここに在り」という壁新聞のようなものが貼ってあってボーッと眺めていたところ、パン職人の書いた「3つのパン屋さんの話」というのがふと目にとまりました。 「生活のためにパンを焼く。それとも、パンを焼くための生活なのか?パンを第一にとれば生活が犠牲になり、生活を第一にとればパンがおろそかになりかねない。バランスよく、と言うは易しでパン屋さんも人間だ(以下、長文で続く)」という冒頭に思わず引き込まれました。これ、「パン」を自分の仕事に置き換えてみることができるかも⋯⋯朝からこんな命題を突き付けてくるベルク、恐るべしです。
by interlineaire
| 2008-05-26 17:33
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Comments(2)
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no*no
at 2008-05-29 11:55
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こんにちは!
おひさしぶりの更新、嬉しいです。お加減いかがなのかと思っていたので・・・お忙しかったのですね。よかったです。 喫茶ルオーはinterlineaireさんのお写真を通してみると乙女喫茶ですね!背もたれが本当に可愛らしい。 ベルクもそうですが、こういう、レトロ喫茶店はいつまでも存在し続けてほしいです。ファーストフード的なコーヒーショップも気軽だしあちこちあって便利ですが、“喫茶店”って立派な文化のひとつだと思います。
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interlineaire at 2008-05-29 12:47
no*noさん
お久しぶりです! コメントありがとうございます。 そういえば、気づけば1ヶ月近くも更新してなかったですね。。 病気とかはもうないんですけど、最近老化が加速度的にすすんでる 気が。。(悲 喫茶ルオー、とてもいいお店で長居してしまいました。 ついでに安田講堂とか三四郎池のあたりもちょっとだけ散策してみました。 大学の構内にあんな鬱蒼とした森があるとは衝撃的ですね。 ベルク、毎朝通って朝ごはんを食べていたので 帰阪してからさみしい日々を過ごしています。 ああいう独立系のお店にとっては厳しい時代のようですが ほんと、喫茶ってその都市の文化だからがんばってほしいですよね。。 P.S no*noさんのblogいつも拝見していますーー。 これからも更新楽しみにしていますね。
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