ロージナ茶房&近況あれこれ
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打ち合わせその他で、久々に東京に行ってきました。日帰りのつもりだったけど夜遅くまでのあれこれに疲れ果ててしまい、結局ゲストハウスのようなところに急遽泊まって翌日帰ることに。

画像はちょっとだけ散歩した国立のまちで、夕方頃にふらっと入った「ロージナ茶房」。実はリサーチ不足で本来のお目当てだったお店(SERAPHIMという乙女な洋服屋さん)がお休みでショックを受けたのですが、ロージナ茶房が予想以上に素敵だったので、ここに来られただけでもはるばる国立まで来た意味があったかな、としみじみ。



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国立駅前に「ブランコ通り」と名付けられた小さな商店街があり、その一画にありました。白いタイルが敷き詰められたロマンチックな通りで、かつては大きなお屋敷があった場所だそう。通り全体に70〜80年代の空気感がいまも濃厚に残っており(陸奥A子タンの漫画に出てくるカップルがここでデートしてそう!)、あまずっぱい不思議な気持ちになりしばらく立ち尽くしてしまいました……。サイト(Click!)のイラストもすごくかわいらしくて、「ブランコヒストリー」のページとか必見です!

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看板などもいちいちレトロでかわいくて、胸がぎゅっと締め付けられます。「ロージナ茶房」のすぐそばに「野ばら手芸店」という小さな手づくりの店があって入ってみたかったのですが、遅めの時間だったせいもあり、すでに閉店していて残念でした……。

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「昔風のナポリタン」というのを頼んだら、学生街の喫茶店のような大盛りでびっくり。食べても食べてもなくならない量をなんとか完食しました。本当に昔風の味で、これは通いたくなりますね。男性でも充分満足できるボリュームだと思います。

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階段のところに、マリー・ローランサンのエッチングを発見。帰宅後に「マリー・ローランサン全版画」という本で調べてみたところ、「目深にかぶった帽子 Le chapeau sur les yeux」という1923年の作品のよう。当時のものではなく、原版が残っていて後に刷り増しされたものだと思いますが、こんなところで出会えるなんてと感激でした。

ローランサンといえば甘いパステルカラーを思い浮かべる人が多いと思うのですが、個人的にはシックなエッチングが大好きです。ゴシック&ホラーなテイストの作品も意外とあり、昔日のパリの雰囲気を感じさせてくれます。

……と、なんだかとりとめなく書いてしまいました。公私ともに旅はけっこうしているのですが、なかなかブログにアップする気持ちや時間の余裕がなく……。ツイッターやインスタグラムなども発信は一切していないので、すっかり時代に取り残された感があります。

<おまけ>
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最近、買った古本。昭和25年頃に出ていた「東京と京都」なる不思議な雑誌。ここ数年、京都にまつわる古本を少しずつ集めているので、その流れで買いました。テキストメインの雑誌で、さまざまな作家や文化人が、東京と京都の食べ物や、文化、言葉、女性の美しさなどについて思い入れたっぷりに綴っています。新京極の「さくら井屋」など、いまはなきお店の広告もふんだんに載っていて見飽きません。

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これは、ここ何年かで事務所に増殖中の秋田の「お杉わらべ」。秋田杉のPRのためにつくられた大館の民芸品だそうですが、杉の妖精のような三角頭の素朴な雪ん子が、おひなさまのように対で並んでいます。
特大は編集者の藤本智士さんからいただいたもの、中くらいのはunderson氏が秋田のお土産さんで買ってきたもの、いちばん小さいものは私が四天王寺の蚤の市で掘り出してきた昭和アンティークです。
残念ながら、職人さんが高齢化するなどして現在ではもうつくられていないそう。このまま失われてしまうにはあまりに惜しい愛らしさだと思うのですが、なんとか復活する方法はないものでしょうか……(涙)。

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お杉わらべの画像を眺めていて、ふと、思い出したのがこちら。昨年、奈良の十津川村にある、昭和なお土産さんで発見したこけしガールズ。棚ごと買い占めたいほどかわいかったのですが、あれこれ吟味する時間がなかったこともあり(即決できないタイプ)、結局何も買わず。頭にリボンのついた子だけでも買っておけばよかったかな?と、いまさらながらため息をついています。
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by interlineaire | 2016-07-24 19:17 | Comments(0)
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