暮らしを灯すつくり手のこと。
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遅すぎるお知らせですが……昨年末発売の「天然生活」12月号で「暮らしを灯すつくり手のこと」という記事を書かせていただきました。堺市のクラフトフェア「灯しびとの集い」に今年出展された作家さん数名のアトリエに事前にお邪魔し、ものづくりへの思いや、新たな試みなどについてお話をうかがっています。

なかでも印象的だったのは、木工作家・宮内知子さんのアトリエがある、京都で唯一の村といわれる「南山城村」を訪ねた1日のこと。この村には無農薬栽培のお茶の産地として知られる「童仙房」という集落があり、丸太町のkitさんで見つけた「童仙房茶舗」のお茶を気に入ってずっと愛飲していたのですごく気になっていて、一度ぜひ訪れてみたかったのです。
(画像はその後、開催された「灯しびとの集い」にお邪魔して撮影させていただいた、宮内さんのブローチ。現地では取材に忙しく、写真を撮っている暇がありませんでした……よって童仙房の写真は1枚もなし)。

南山城村は、緑の山々、光が差し込む木立ち、キラキラと輝く透明な小川……と、まるで「まんが日本昔ばなし」に出てくるようなところ。龍にのった少年が山と雲のあいだから現れても驚かないような(笑)、日本の原風景が広がっていました。山の中腹に広がる茶畑にわぁー……と目を奪われました。「童仙房」っていう地名も、なんだかものがたりに出てきそうな詩情があって素敵ですよね。




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「合わせ木細工」という独特の技法でつくられている宮内さんのブローチは、額縁に入った小さな絵のよう。カラフルに見えますが実は彩色はしておらず、すべて最初からこういう色合いの天然木を使っていらっしゃるというのにもびっくりでした。

取材終了後、「アラボン」(Click!)という廃校になった童仙房小学校のプールサイドにある建物を再利用した雑貨屋さんに案内してくださったのですが(枚方のソーイングギャラリーにちょっと似た雰囲気の、とても素敵なところでした)、オーナーさんが「童仙房茶舗」で茶摘みのお手伝いをされたりしているということで、なんと生産者の方にもご紹介いただくことができました!! 童仙房で過ごしたひとときがあまりに印象深くて、(私のなかで)キラキラしていて今も忘れられません……。

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これは、「灯しびとの集い」初出店の「ポノポノ食堂」さん(料理家のたかはしよしこさんのお姉さんがやっていらっしゃるお店)の、「ギー入りさつまいもコロッケ」。本当は「エジプト塩のたこ焼き」というのが食べたかったのですが、屋外のため風が強く、たこ焼きの鉄板に火が入らないというトラブルがあった模様。
取材をさせていただいた作家さんや飲食店さんのほか、undersonが秋田でお世話になった「アトリエ七緒」さんなども初出店されていてごあいさつ。

これらはすべて、本格的に寒くなる前の秋のできごと。今頃、童千房は雪に覆われ、厳しい寒さのなか制作なさっているのだろうなあ、と思いを馳せています。
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by interlineaire | 2015-01-02 01:09 | Comments(0)
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