高知、ふたたび
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発売中の『天然生活』6月号、「少し開いた家」という特集で高知の「カフェワルン」さんを取材させていただきました。地元の方はもちろん、旅人にとっても高知のお母さん的存在であるオーナーの兵等享子さんにたっぷりとお話をうかがっています。ぜひ、ご覧になってくださいね。もう、享子さんはじめ、ここに集う皆さんと語らいつつごはんを食べるだけでも高知に行く意味がある!というほど気に入ってしまいました。出発前はいまいち体調が悪くて大丈夫かな……と心配だったのですが、土佐の太陽とおいしい食べ物ですっかり元気になって帰ってきました。



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なんちゃって「アジア風」のお店は数あれど、ワルンの空気感はリアルなアジアそのもの。店内奥には、高知のご出身という憧れの「トラネコボンボン」さんのポスターが……このポスター、どこかで販売されていたら欲しいなあ。お水を入れるベトナム製のカラフルなプラスチックコップとか、お菓子をテイクアウする紙袋がバリで印刷したものだったり、何気ないディテールへのこだわりがこのお店の独特な空気感をつくっていると思います。
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ここは旅の途中、立ち寄った古い一軒家を改装したカフェ『terzo tempo(テルツォ テンポ)』。イタリア語で「第三の時間」を意味する店名だそうで、徳島のアアルトコーヒーさんの豆で淹れた珈琲が飲めます。1階でお茶しつつ疲れた脚を休めた後、2階で「テルツォでブキニスト」という小さな古本市を開催中というのでのぞいてみることに。「オレ流、極まれり」「目のおやつ」など独自のカテゴリーで本をセレクトし、コーナーPOPをつくっているのがおもしろかった。
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中でも目が釘付けになったのは、この(↑)「生活系はべつにほっこりしてない」コーナー(笑)。花森安治の自由すぎるルックス(有名なおかっぱ頭+スカート姿)や反骨精神などを例にあげて、生活系のしたたかさ(!?)を新たに捉え直そうというもの。すでにバッグがおみやげでぎゅうぎゅうだったこともあって本は買わなかったのですが、楽しませていただきました。

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念願だった日曜市にもやっと行くことができました!アンパンマン小夏が「ようこそ♥日曜市へ」とお出迎え。どの場所にどのお店が出るかは毎週決まっていて、廃業しない限りは、親から子、孫へと同じ場所と番号を受け継ぐシステムだそうでびっくり。地元の人はお気に入りのお店がすでに決まっているので、ささっと買い物ができるのだとか。おばちゃん達が手づくりする熱々のいも天を皮切りに、朝から食べまくり、買いまくり(笑)。

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楽しみにしていた(↑)田舎寿司(野菜寿司)は、いろんなお店がいろんな個性のものをつくられていて思わず目移り。みょうが、りゅうきゅう、しいたけ、こんにゃく、たけのこなどほぼ植物性のものばかりでつくられたヘルシーなお寿司です。酢めしに「ゆず酢」を使っているのが特長だそう。猫用のまたたびのほか、「たぬきの脂」なんていう不思議なものもありました……。やけどや切り傷など何にでも効く、高知人にとってのオロナイン的なもののようです。

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帰宅後、旅の余韻とともにしみじみと味わっているのが、「はなればなれ珈琲」。ワルンを独立したスタッフが開いた「古山製パン」というお店で取り扱っていて、おいしいパンとともに買いました。最近、東京や大阪から高知に移住する若い人が増えているらしいのですが、その理由がよくわかる旅となりました。すでに高知の陽気で優しい人々が懐かしく、帰りたい気持ちになっています……(笑)。
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by interlineaire | 2014-03-25 15:46 | Comments(0)
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