恋に日曜日はないの LOVE DOESN'T HAVE SUNDAY.
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9月19日にアトリエ箱庭さんで開催された、白石かずこさんの「詩人のおはなし」へいってきました。
白石さんを囲んでのアットホームな集いで、とっても楽しかったです。白石さんはショッキングピンクの衣装に濃いアイラインで、女神のように圧倒的な存在感。お話は北園克衛に見出されて「VOU」に詩を書きはじめた17才のころ、太宰の「斜陽」のヒロインの名前に影響されて詩人としてのペンネームをひらがなの「かずこ」とにしたというちょっと意外なエピソードからはじまりました(本名も読みは同じ「かずこ」なのですがもっと難しい字なのだそうです。あの頃は太宰のようにウェットなものが好きだったのよねぇ⋯とホホ笑む)。
もっとも興味深かったのは、やはりニキ・ド・サンファールや矢川澄子、森茉莉、富岡多恵子といった女性たちとの濃密な交遊話。
矢川澄子さんがヤモリをミイラにしようとしていたという話や、ニキに初めて会ったときに「あたしたち、中世に生まれていたら魔女裁判で絶対に殺されていたわね」と話したことなど、無雑作にこぼれ落ちてくるリアルなエピソードにドキドキしてしまいました。
お話のあいまに詩の朗読もされたのですが、矢川澄子さんの誕生日の贈りものにしたという詩を朗読されているときにちょっと涙ぐんでいらした様子が印象的でした。フランス人のマダムのような威厳があるけどちょっとお茶目なところもあったりして、一瞬たりとも目が離せません。最後に皆で撮った写真を見ると白石さんだけ目の輝きが他の人と違っていて、乙女のようにキラキラしてるんです⋯⋯。実は「ローズマリーと人形」「青春のハイエナたちへの手紙」など蔵書を何冊か持参しサインしていただこうと目論んでいたのですが恐れ多くて言いだせず。
お土産用のお菓子が入っていたパッケージも(半透明の濃いグリーンの紙に、ランジェリーのように繊細な黒いレース模様が入っていた)エロティックでとても素敵でした。白石さんのイメージにぴったりで、画像ないのが残念!バッグアーティストの方がこのイベントのために特別につくったものだそうです。また、機会があったら今度は勇気を出して白石さんに熱い思いを伝えてみたいと思いました。
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by interlineaire | 2005-10-05 18:32 | Comments(2)
Commented by no*no at 2005-10-05 22:57 x
素敵な集いですねー。interlineaireさんの文章を読んでいるだけで、その素敵さが伝わってきます。きっとキラキラして濃密な時間だったのでしょうね~・・・。
白石かずこさんのペンネームにはそういう由来があったのですね。可愛らしくて思わず微笑んでしまいます。
そして白石さんと交流のあったお馴染みの女性たちのエピソードも興味深いです!
Commented by interlineaire at 2005-10-05 23:22
>no*noさん
きゃ〜お久しぶりですー。白石かずこさんといえば私にとっては
遠いあこがれの女性という感じだったのでまさか目の前で
お会いしてご本人による朗読が聞けるとは⋯と無感量でした。
「詩は魂の食べ物でなければ⋯」という言葉がとても印象的で、
芸術家というよりも1人の女性としての魅力にあふれている、
そんな感じの方でした。ペンネームの由来、興味深いですよね!
また白石さんの本の話などもいろいろしたいですね!!
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